約85%が「Off-JTには課題がある」

とても興味深い記事がありましたので共有します。

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、「新人・若手社員のOff-JTに関するアンケート」(回答者:新人・若手社員の育成施策担当者1,000名、調査日2022年7月8日~15日)を実施しました。その結果、約85%が「Off-JTには課題がある」と考え「対面とオンラインとの併用」や「キャリア教育を取り入れる」といった改善策を検討していることがわかりました。

PRTIMES

コロナ禍前は、あたりまえのように集合研修を企画していました。
オンライン研修も意識にはありましたが、まだまだ先の話だろうと考えていました。おそらく多くの講師もそうでしょう。それがすっかりオンライン研修は浸透しました。今後、感染対策が不要になっても集合研修は元に戻るのでしょうか…

恐らく、集合研修を提案するなら、その意義を明確にしなくては通らないでしょう。それも意思決定権者が納得する圧倒的な意義です。

集合研修の良さを生かし切れていない

「やはりリアルはいい」そういう意見も多くあります。
しかし本当に対面だからこそのコンテンツで、リアルだったから得られた学びだったのでしょうか…

上記の記事によるとOff-JTの課題は「集合研修の良さを生かし切れていない」がトップです。リアルでしかできないワークとは何でしょうか?
ディスカッションはオンラインで十分成果が出ています。

集合研修に拘る講師は、集合するための価値を可視化させなくてはいけないのです。

ハイブリッド型研修でいいとこ取り

2020年にいち早くオンライン研修に移行した講師は、対面にこだわりオンライン研修を否定した当時の人気講師をごぼう抜きしました。

次の変化は何でしょうか?この記事にもある通り対面とオンラインのいいところをうまく使い分ける「ハイブリッド型」ではないでしょうか。
年間6回研修するのを対面3回、オンライン3回にするといった単純なものではなく、それぞれの会が明確な意味を持って対面かオンラインかを設計されていなくてはいけません。

それを可視化できた講師が「ハイブリッド型」として、次世代の人気講師になるでしょう。