プロ講師の「つかみ」話材(自然界編3)

自然界から人生に役立つ「話材」の第三弾です。
自然界ネタということで聞き手の心を“鷲づかみ”にしましょう。

拙著
プロ講師が使っている
朝礼・スピーチの「つかみ」話材(日本実業出版社刊)
より

なぜニワトリは飛ぶのをやめたのか


ニワトリはかつて、今よりも飛ぶ能力に長けていたそうです。
しかし、人間に飼われて餌を与えられた上、安全も守られるようになったことで飛べなくなったといわれています。

つまり、生きるために自ら餌を捕ることや、外敵から身を守ることの必要がなくなり、飛ぶ理由がなくなったのです。

しかし、鳥にとって飛ぶことは、自らの能力の中で最高のものであるはずです。

ニワトリはその最高の強みを、安全・安定と引き換えてしまったのではないでしょうか…

僕たちも本能的に安定を理想としがちです。
しかし、安定を求めるほど変化に弱くなり、結果的に安定できていないのが現実です。

安定のために自分の強みを捨ててませんか?

風は暖かい方に吹く


風が吹く原因は温度差です。
冷たい空気が、暖かい空気にむかって空気が流れたのが風だ。

つまり、温度差が生じたときに風が吹くのだ。
日本では大陸の冷たい空気が、海の暖かい空気に向かって吹くのが北風である。

ビジネスシーンでも温度差が生じると風が吹く。
それは多くの場合で、熱い想いを持って働く人達に対して、冷めた意見の風が吹くのだ。

その温度差が大きければ大きいほど強い風が吹く。
新しい挑戦に向かう人達に向かって北風が吹き荒れるのだ。

自分自身の心の中でも北風が吹くときがある。
熱いやる気が起きはじめたときに、自分のなかの冷めた心が止めに入るのだ。

「そんなに一生懸命やっても何も変わらないぞ!」
「自分だけがいい格好していると嫌われるかも…」
そんな北風が吹いてくることもあるだろう。

北風を追い風にしよう。
熱い想いを持つことで、必ず冷たい風が吹いてくることは、自然の摂理と同じである。

そんな時は、北風が来たということは自分が情熱を高めている証だと歓迎するのだ。

そして、「風に冷やされるものか!」と覚悟を決めよう。
大切なのは自覚することだ。
北風に吹かれても、冷まされず飛ばされないことで、自分の軸が固まるのだ。
気づいたときには強い追い風になっているだろう。

北風(まわりの声)が吹いたら追い風にしよう

ヒョウとシマウマの微妙なバランス


ヒョウは単独で狩りをする動物だ。
景色と同化して獲物に見つかりにくい体色をしている。
さらに、忍び寄るときに音を立てない足の裏の肉球が強みである。

シマウマは群れて身を守る動物だ。
集団でいることで景色と縞模様を同化させて、肉食動物の目をくらましているそうだ。
また、シマウマのひづめは、いざというときに強力な後蹴りとして肉食動物さえ倒す。

ヒョウの肉球は速く走れるが、長距離は走れない。

シマウマのひづめは速くは走れないが、長距離を走ることができる。

自然界では、狙うものと、逃げるもので上手くバランスが取れている。

ビジネスでは必ずライバルが存在する。

ついつい、ライバルの強みに負けないように、相手の強みに対抗したり、自社の弱点を改善しようとするが、それではライバルに勝つことは難しいし、消耗戦になってしまう。

自分を俯瞰的に見てみよう。競合相手があなたに対して恐れている分野があるはずだ。それが分かれば、ライバルの強みはあえて捨てて、独自の卓越性を強化するべきだ。

ヒョウとシマウマの相反するが、微妙にバランスが取れている特性を見て、あらためてライバルと同じことをしてはいけないことを学べる。

ライバルと違う自分ならではの強みを強化しよう

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