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一年の計は元旦にあり?

今年も残すところあとわずか。既に「来年はこんな年にしたい!」と新年に思いを馳せている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、新しい物事を始める時の「計画を立てるタイミング・計画の立て方」についてのお話です。

「一年の計は元旦にあり」

日本には、「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。故事ことわざ辞典から引用すると、「一年の計画は元旦に立てるのがよい。物事は、最初が肝心であるというたとえ。」そう、何事も最初が肝心です。そして目標を実現するには、しっかりとした計画を立てることが重要です。(余談ですが、著者は1月1日の朝、正真正銘の元旦生まれです)

さて、一年の計・・・本当に元旦で良いでしょうか?

たとえば、元旦に「2023年からは朝5時に起きる!」という目標を立てるとします。おっと既に1月1日は8時半に起きたので、スタートは1月2日からになるでしょう。残念ながら2023年の記念すべき1日は逃してしまったことになります。また、行動心理学に「インキュベートの法則(21日間の法則)」=何か新しい習慣を身につけるには、21日間継続すると定着しやすい、という法則があります。継続日数をカウントするなら、1月1日からの方が、日付=継続日数となりカウントしやすくなります。

もちろん、新年を迎えて新たな気持ちで計画を立てるのも良いものですが、特に習慣化したいような目標は、ぜひ年末から計画して、元旦から気持ち良くスタートダッシュを決めるのがオススメです。

「計画」のタイミングの重要性

ビジネスにおいても計画が重要だということは言うまでもありません。何か新しいことを始める時、計画の良し悪しが結果を左右すると言っても過言ではないでしょう。計画はスタート前にしっかりと立てて準備することを意識してください。

「来月から新たなプロジェクトをスタートさせたい」のであれば、来月の第一日目からスタートダッシュを決められるよう、月内に時間軸に沿って計画を立て、関係者の予定をおさえておく。計画を立てるのが遅れ発信が遅れると、関係者の予定も合いづらくなり、どんどんと後ろ倒しになっていきます。スピードが重視されるビジネスシーンにおいては、まず計画を立て、タイミング良く関係者の予定をおさえることが肝心です。

計画は逆算して立てる

計画を立てる時にまずすることは、出口=納期を確認すること。その時点でまだ納期が定まっていない場合は、自分で納期を設定しにいきます。たとえば、関係者や上司との打合せを設定する。「ある程度まで進んだら打合せを設定しよう」と考えていると、ずるずると先延ばしになってしまう恐れがあります。他者の予定をおさえることにより、仕事の出口(=納期)が定まり、自分ひとりで進めるよりも物事を着実に進められるようになります。ちなみに、自己啓発として「○○を勉強しよう」と思った時は、まずはじめに関連する資格試験に申し込むのが近道です。

納期を確認・もしくは設定できたら、そこから逆算して計画を立てていきましょう。長期的なプロジェクト等で最終的な出口がかなり先になってしまう場合は、「進捗報告」「テスト運用開始」など、途中途中でマイルストーンとなる出口を納期と定め、それぞれの段階に対して工程を具体的に細分化します。そして、タスクレベルまで細分化した工程を、納期から逆算して実際に「いつやるのか」時間軸上に落とし込んでいきます。この時、工程が具体的になっていればなっている程、良いスタートが切れるようになります。

私がご紹介するパズル式時間管理術では、物事を着実に前に進め、目標を実現するための計画を効率的に立てる方法をお伝えしています。ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお問い合わせください。

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