安全大会|安全管理の専門家でなくても活躍できる

今回は、建設業の「安全衛生大会」という巨大市場をご紹介します。

「安全衛生大会」とは

「安全衛生大会」は、建設業、製造業、運輸業などで、労働者の安全及び衛生管理についての理解を深め、ゼロ災害ににむけて安全への意識づけを行う決起集会です。7月1日から7日が「全国安全週間」にあわせ企画しますが、実際の開催日程は5月後半から7月一杯の期間で分散して実施されています。

特に現場の作業員、リーダー及び経営者に向けて安全に関する情報を提供し、協力会全体の安全目標を共有するの重要な場となっています。

なかでもゼネコン、サブコンは自社だけでなく、専門技術を有する現場施工に重要な役割を担う企業とパートナーシップを形成し「協力会」として安全大会を開催しています。

あっ!既にこの時点で安全は専門じゃないので…と思った方も多いでしょう。
ちょっと待ってください!もう少しお付き合いください。

「安全大会」は講師にとって巨大市場

実はこの安全大会は現役講師、これから講師デビューを目指す方にとってチャレンジしてほしい市場です。
日本全国で実施され数が膨大なのです。しかも前述した5から7月の3カ月に集中して開催されます。
*秋にもありますが、この期間がメインと考えていいでしょう)
全国に支社を持つ企業も多く、一か所で好評を得られれば全国からお声がかかる可能性があります。

安全大会のプログラムは一般的に2部構成で、1部では「安全報告」「安全への誓い」「安全表彰」等、安全に特化した内容となります。講和が入るのは2部の最後のプログラムになるケースが多いでしょう。

あなたの専門と安全とのかかわりを考えよう

参加者はこの時点でクタクタです。ここでさらに安全の専門家の講和だと聞いていられません。そこでテーマを緩めて「コミュニケーション」「モチベーション」「集中力」「睡眠」「腰痛防止」等々の比較的楽しく聞ける講和を入れます。ただし少しは安全に関係する内容にします。例えば「現場のコミュニケーションが悪いと事故の原因になる」「腰痛があると転倒や転落のリスクがある」等々です。とはいえ中には「落語に学ぶ安全」といった強引な内容もあるくらいです。企画の事務局となる協力会は参加者に楽しんでもらおうと考えます。

さて、あなたの専門テーマを安全に絡められないか考えましょう。
すべてを安全のコンテンツにしなくていいんですよ。部分的に関連付けたテーマであれば大丈夫でしょう。

もちろん、本格的な安全スキルを持った講師も活躍

もちろん主催者の考え方は様々ですので、最後までしっかり安全教育をするニーズも多くあります特に前年に事故を起こした企業や協力会は、しっかりと安全の教育をします。建設業や製造業で安全担当者をされてきた経験値の高い方も安全大会講師としてご活躍いただきたいものです。

講師は中災防・建災防、講師派遣会社をベンチマークしましょう

安全大会の今年のテーマなどは、中災防(中災防は中央労働災害防止協会)建災防(建設業労働災害防止協会)のサイトで研究できます。

中災防は、1964年に労働災害防止団体法に基づき設立されました。労働災害の防止を図り、働く人々の安全と健康を守るために様々な支援や情報提供を行っています。中災防は、その活動や経験を通じて、労働災害防止のリーダーとして高い評価を受けています。

建災防は、建設業事業主の団体が会員となって組織された団体。建設業の労働災害防止規程を設定、労働者の安全及び衛生の措置に対する援助及び指導をしています。

その他、多くの講師派遣会社が「安全大会講師の特集ページを出しております。そちらもご参照いただければ、どのような講師が求められているかわかるでしょう。

安全に対しての真摯な気持ちが不可欠

是非、中災防の活動や成果に注目し、建設業界における安全対策の一翼を担う講師としての活動を展開してみてください。中災防が示す最高水準の安全対策を建設会社に浸透させ、より安全な労働環境を共に築いていきましょう。

本心から安全に貢献したいという気持ちを持ってご提案されることをお勧めします。

全国安全週間の歴代スローガン

第96回  令和5年度    高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場
第95回令和4年度安全は 急がず焦らず怠らず
第94回令和3年度持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場
第93回令和2年度エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減
第92回令和元年度新たな時代に PDCA みんなで築こう ゼロ災職場
第91回平成30年度新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災
第90回平成29年度組織で始める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化
第89回平成28年度見えますか? あなたのまわりの 見えない危険 みんなで見つける 安全管理
第88回平成27年度危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場
第87回平成26年度みんなでつなぎ 高まる意識 達成しようゼロ災害
第86回平成25年度高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害
第85回平成24年度ルールを守る安全職場 みんなで目指すゼロ災害
第84回平成23年度安全は 家族の願い 企業の礎 創ろう元気な日本!
第83回平成22年度みんなで進めようリスクアセスメント めざそう職場の安全・安心
第82回平成21年度定着させよう「安全文化」 つみ取ろう職場の危険
第81回平成20年度トップが率先 みんなが実行 つみ取ろう職場の危険
第80回平成19年度組織で進めるリスクの低減 今一度確認しよう安全職場
第79回平成18年度全員参加でリスクの低減 確立しよう「安全文化」
第78回平成17年度トップの決意とみんなの創意 リスクを減らして進める安全
第77回平成16年度危険をみつけて取り組む改善 トップの決意とみんなの実行
第76回平成15年度危険をみつけて進める改善 高めよう職場の安全管理
第75回平成14年度めざすゴールは危険ゼロ 進めよう職場の安全管理
第74回平成13年度世紀をこえて「安全第一」 めざそう職場の危険ゼロ
第73回平成12年度災害ゼロから危険ゼロへ みんなで築こう新しい安全文化
第72回平成11年度見逃すな危険の芽 さらに高めよう職場の安全
第71回平成10年度今一度確認しよう「安全第一」 つみ取とろう職場にひそむ危険の芽
第70回平成9年度安全はトップの決意とあなたの努力 めざそう災害ゼロの明るい職場!
第69回平成8年度『危なかった』は赤信号 つみとろう職場に潜む危険の芽
第68回平成7年度つみとろう危険の芽 トップの決意 みんなの努力
第67回平成6年度職場の安全 家族の安心 災害ゼロはみんなの願い
第66回平成5年度゛災害ゼロの安全職場!トップの決意・現場の実行”
第65回平成4年度設備と作業の安全で 実現しよう 災害ゼロの明るい職場
第64回平成3年度みんなで決意 みんなで努力 前進させよう職場の安全
第63回平成2年度災害ゼロはみんなのねがい あなたのために家族のために
第62回平成元年度決意新たに みんなで築こう災害ゼロの明るい職場を!
第61回昭和63年度決意新たに見直そう設備と作業の安全を!
第60回昭和62年度自主的に取り組もう職場の安全 進めよう設備と作業の改善
第59回昭和61年度みんなで取り組み達成しよう 災害ゼロの明るい職場
第58回昭和60年度みんなで考えみんなで築こう 災害ゼロの明るい職場を!
第57回昭和59年度努力と工夫を重ね さらに進めよう職場の安全を!
第56回昭和58年度決意を新たに努力と工夫を重ね 進めよう職場の安全を!
第55回昭和57年度災害ゼロはみんなのねがい さらに進めよう職場の安全を!
第54回昭和56年度災害ゼロはみんなのねがい 徹底させよう職場に安全を!
第53回昭和55年度設備と作業の改善を進め 定着させよう職場に安全を!
第52回昭和54年度設備と作業を見直し 定着させよう職場に安全を!
第51回昭和53年度新たな気持で取り組み さらに高めよう職場の安全を!
第50回昭和52年度みんなで見直し みんなで考え 先取りしよう職場の安全を!
第49回昭和51年度みんなで組み込もう 作業の中に安全を!
第48回昭和50年度みんなの工夫と努力で さらに進めよう 職場の安全を!
第47回昭和49年度みんなで考え みんなでつくろう安全な職場を!
第46回昭和48年度みんなで進めよう 設備と作業の安全を!
第45回昭和47年度さらに進めよう 設備と作業の安全を!
第44回昭和46年度みんなで見なおそう 設備と作業の安全を!
第43回昭和45年度設備・作業の安全化と環境の整備をすすめ
けがのない明るい職場をつくろう
第42回昭和44年度立場・持場で設備・環境の安全化を徹底し 無災害の職場をつくろう
第41回昭和43年度立場・持場で点検して 設備・環境を整備しよう
第40回昭和42年度安全のルールを守って 無災害の職場をつくろう
第39回昭和41年度設備・環境を点検整備して 災害のない職場をつくろう
第38回昭和40年度設備・環境を改善整備して 無災害の職場をつくろう
第37回昭和39年度作業の環境を点検整備して けがのない明るい職場をつくろう
第36回昭和38年度整理整頓を徹底し 良い作業環境をつくろう
第35回昭和37年度設備を点検整備して 職場の災害をなくそう
第34回昭和36年度作業設備をととのえて 職場の安全をはかろう
第18回~33回昭和20~35年度戦後は、戦時中の産業報国運動に対する批判もあり、安全週間から統制色を払拭したいという気持の現れからも、スローガンによる呼びかけを行わず、以来、第33回(昭和35年)まで、スローガンなしの安全週間がつづいた。
第17回昭和19年度決戦一路 安全生産
第16回昭和18年度必勝の生産 鉄壁の安全
第15回昭和17年度誓って安全 貫け聖戦
第14回昭和16年度總力戦だ 努めよ安全
第13回昭和15年度守れ安全 輝く日本
第12回昭和14年度興亜の偉業に 輝く安全
第11回昭和13年度安全報國 銃後の護り
第10回昭和12年度興せ産業 努めよ安全
第9回昭和11年度國の礎 産業安全
第8回昭和10年度産業安全 祖國の守護
第7回昭和9年度守れ安全 日本の飛躍
第6回昭和8年度國の護りぞ 身を守れ
第5回昭和7年度國の礎 我等の健康
第4回昭和6年度安全は協力より
第3回昭和5年度締めよ心 盡せよ設備
第2回昭和4年度健康は身の為 家の為 國の為
第1回昭和3年度     一致協力して怪我や病気を追拂ひませう