講師ビジネスの一丁目一番地は戦う市場を決めること

市場をセグメントする前に俯瞰できていますか?

あなたは自分が講師として活躍したい市場は決まっていますか。
マーケティングでは顧客を選択するプロセスで「STP分析」を活用します。

STPとは、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの頭文字を取ったもので、市場を細分化して、自らが貢献する顧客市場を決めて、その顧客市場においての立ち位置を明確にすることです。
言葉を変えれば、「顧客」と「提供する価値」を決めるということです。

ついつい「ここがブルーオーシャンだから」とか「利益がとれやすから」という判断基準になりがちですが、大切なことは、ターゲティングした顧客が求める価値とあなたが提供する価値が一致することです。

さて、「STP」の最初は、市場の細分化です。
ただし、細分化するさいには、市場の全体像を俯瞰できていないといけません。

ほとんどの講師希望者が市場の一部分しか見えていません。
これまで多くの方にアドバイスをさせていただきましたが、このフェーズでいきなり「企業研修」から入るかたが多いんです。
私はもっと視野を広げた方がいいですよ。
とアドバイスしますが、ほとんどの方が参加経験がある企画しか浮かびません。
確かに「商工会議所」「法人会」「協力会」、「業界団体」「労働組合」などはキャリアの中で接点がなければ出てこないでしょう。

もちろん企業研修は大きな市場です。でも市場全体からすれば一部です。まだ他にも、あなたの提供価値を求めている顧客市場はあるかもしれません。

そこで、「STP」を考える前に、市場全体像を俯瞰していただきます。
するとほとんどの方が、「こんなに多種多様の市場があるなんて知らなかった」「講師ビジネスの可能性が見えてワクワクした」という反応だったのです。

自分の強みを最大限に発揮できる市場はどこか…

ですから私は、相談者の方のキャリアや専門テーマにこだわらず、ゼロベースで市場全体を伝えるようにしています。

最初は「あっ、そこは全然ターゲツトじゃないから飛ばしていいです」と言いながら、後半には「もしかしたら自分の戦う市場はあそこかも…」となったりする人もいます。
もちろん、全部聞いて、最初に考えていた市場の通りということも多いですが、他の市場を俯瞰したうえでの選択なので自信に繋がります。

顧客を決めることはビジネスの一丁目一番地です。
的確なセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングが出来れば、そのポジションにおいて、強み、卓越性を最大限に発揮させることに集中すればいいんです。

最初は「あ・・・そこは全然ターゲツトじゃないから飛ばしていいです」と言いながら、後半には「もしかしたら自分の戦う市場はあそこかも・・・」となったりする人もいます。

もちろん、全部聞いて、最初に考えていた市場の通りということも多いですが、他の市場を俯瞰したうえでの選択なので自信に繋がります。

ターゲティングを誤ると成果が出にくい

顧客を決めることはビジネスの一丁目一番地です。

的確なセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングが出来れば、そのポジションにおいて、強み、卓越性を最大限に発揮させることに集中すればいいんです。
そこで、これから講師デビューを目指す方、既存講師でご自身のSTPを見直したい方にむけてオンラインで支援させていただきます。
最初にターゲット設定を間違えて何年も苦労する講師もいます。
講師ビジネスを遠回りせず軌道に乗せるために、ぜひ一度は市場を俯瞰してください。