御社の会議でも使える講師提案書を提供します。

失敗しない「安全大会」の講師選定

「安全大会」の講演会の企画を任されたら……

「この忙しい時に…」「なんでオレが!」「講師を探せって言われてもどうしたらいいの?」
ご心労よくわかります。講演会の企画なんて、経験がなかったら全く想像がつかないですよね。


実施日まで日程的に余裕があればいいんですが、1ヶ月切ってから頼まれたり、早くに頼まれていたのに着手が遅れたりすると、理想的な講師を見つけるのが難しくなります。そんな担当者の方に向けて、今回は失敗しない安全大会の企画の立て方についてお話ししたいと思います。あくまでも講演・講話の部分だけです。前半のスローガンや安全表彰などの式典に関しては今回は触れません。

「響かない講話」を避ける3つの選択基準

「とりあえず昨年と同じでいいわ」「費用をかけないようにの公的な窓内に相談しよう」と安易に決めてしまうと、当日の会場はどこかシラけ、「話は聞いたけれど明日からの現場行動には何も変わらない」という悲しい結果に終わってしまいます。

安全力を高めるには、参加者の「安全意識のスイッチ」を入れ直す講師選びが不可欠です。本記事では、数多くの安全大会をプロデュースしてきた立場から、押さえておきたい安全大会の講師選定を解説します。

目次

講師を選ぶ前に!必ず確認すべき「前年度の事故」の増減

講師を探し始める前に、まず最初に取り組むべき重要なステップがあります。それは「自社(または協力会)の前年の事故状況と現場の空気感」を確認することです。

現場のフェーズによって、求められる講話のトーンは真逆になります。

  • 【パターンA】前年の事故が減少傾向で、現場に前向きな活気がある場合 → 達成感を共有しつつ、「さらなるゼロ災」を目指して楽しく学べる、参加型やポジティブなテーマの講師が適しています。
  • 【パターンB】前年に重大事故が発生し、現場全体を引き締め直す必要がある場合 → 浮ついた空気は厳禁です。安全の本質やヒューマンエラーの恐ろしさを再認識させ、緊張感を持って「明日からの手戻り・不安全行動を絶つ」講話ができる講師を選ばなければなりません。

現状の空気感を無視して講師を選んでしまうと、現場の心情と講話内容の間に大きな温度差が生じ、参加者にメッセージが届かなくなります。

間違いだらけの「安全大会」の講師選び

現場の安全意識が高まらない安全大会には、共通した「選定の失敗パターン」が存在します。

安易に前年と同じ(または似た)講師・テーマを当てはめる

「昨年評判が良かったから」「波風を立てたくないから」と毎年似たような講話を繰り返すと、参加者には「またこの話か」という慣れが生じ、集中力が著しく低下します。

安全協力会の「OB」や「身内」に頼んでしまう

現場を知るOBの知見は貴重ですが、どうしても「身内の身知らぬ甘え」や「説教くさい昔話」になりがちです。参加者も「身内の人の話」として聞き流してしまうリスクがあります。

消防署や公的機関への依頼で「予算ゼロ」に固執する

コストを抑えるために消防署等の無料講師に依頼するケースもよく見られます。防災や応急手当の基本を学ぶには最適ですが、「自社の現場課題(例:建設業特有のヒューマンエラーやコミュニケーション不足)に合わせたオーダーメイドの講話」を期待するのは難しく、結果として形式的な講話で終わってしまうことがあります。

実践経験が浅い講師の招聘に潜むリスク

どんなに知識が豊富なプロや専門家であっても、「安全大会での登壇経験・講話実績」が乏しい講師の手配には注意が必要です。

過去の事例として、60分の講演枠で依頼したにもかかわらず、場慣れしていない講師が早口で喋りすぎてしまい、わずか30分で話す内容がなくなってしまったというケースがありました。後半の30分は沈黙と取り留めのない質疑応答でグダグダになり、大会全体の印象が台無しになってしまったのです。

安全大会の参加者(作業員や協力会社の皆様)は、現場作業の後に参加していることも多く、集中力を維持するのが容易ではありません。タイムコントロールはもちろん、会場の空気を読みながら惹きつけるトーク技術を持った「登壇経験豊富な講師」を選ぶことが安全です。

異業種・異分野の視点を取り入れる最大のメリットとは?

建設業や製造業の安全大会では、「現場経験者や専門家の話でなければ響かないのではないか?」と考えられがちです。しかし実は、あえて「異業種・異分野の講師」を起用することに大きなメリットがあります。

「素直に耳を傾けられる」受講者心理

同業種や自社業界の専門家が話をすると、現場のベテランほど無意識に以下のような反発(拒絶反応)を抱きやすくなります。

「そのやり方はうちの現場では無理だ」

「現場の苦労も知らないで理想論ばかり言っている」

ところが、「マグロ船の過酷な現場の経験談や「お笑いの現場で培われた伝わるコミュニケーションのプロ」といった全く異なる世界のプロが登壇するとどうでしょうか?

自分たちの知らない世界の未知のエピソードだからこそ、参加者は「それは違う」という余計な反発心を抱かず、素直にスッと耳を傾けることができるのです。

そして、「異業種の極限状態での安全ルール」や「異分野でのチームワークの仕組み」を通して、結果的に「翻って、自分たちの現場はどうだろうか?」と自発的に気づくことになります。これこそが、マンネリを打ち破り、真の安全意識改革をもたらす仕掛けです。

自社の「現状課題」に合った最適な講師選定を

安全大会の講師選定で最も大切なのは、単に有名・格安・専門的といった表面的な条件で決めるのではなく、「いま自社の現場が置かれている状況(前年事故)」と「参加者の心理(素直に聴ける切り口)」を見極めることです。

  • 前年の事故状況から必要なメッセージを整理する
  • 慣れ合いや安易な無料枠・経験不足な講師のリスクを避ける
  • マンネリ打破には「異業種の視点」で素直な気づきを促す

現場の命を守る大切な安全大会。「どのような切り口の講師が自社に合うか分からない」「現場を惹きつける実績ある講師を探したい」とお悩みの担当者様、協力会幹事様は、ぜひお気軽にご相談ください。貴社の現場課題に合わせた最適な提案をいたします。

\  相談は無料です。お気軽に!HP非公開の講師もご紹介しております  /

上記のお問い合わせフォームを優先でお願いいたします。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次