私がセミナー講師を目指すといったらママ友は笑った・・・でも
今回は私が講師を目指すきっかけになった話についてお話していきます。
20代の頃から企業で勤めて、そこそこキャリアを積んできたものの、出産を機に退職。
当時は同期よりも秀でたスキルを持ってたし、社内外の評価も高く次期管理職と言われていたのですが、子育ての両立は難しいと感じた末の決断でした。
その後、子育てをしながらもスキルアップを怠らず、「社会復帰した際は、すぐに働き先は決まる!」と自信を持っていたのですが、いざ再就職を考えたときに、時間的制約がある中で理想の仕事が見つからないという課題にぶち当たりました。
講師? 研修、講演、セミナーの講師って?
そんな時に見つけた「講師」という職業。
自身の専門知識や豊富な経験を活かして、講師は企業や教育機関での研修プログラムやセミナーで講師として活動し他人に対して特定の知識やスキルを教える仕事でした。
しかも働き方は多種多様。週末だけの仕事の仕方も可能だとか。
「これなら時間的制約がある中でも自分のスキルや経験を活かせるかもしれない!」
前向きな気持ちになれた私は、定期的に集まっているママ友の会で、みんなに発表しました。
ママ友からの反応は冷たいものだった
ママ友のみんなは一般の企業で事務やスーパーのレジなど、パートとして働いている人がほとんど。結婚前のキャリアは捨てて、時間優先の仕事をしていました。
そんな中での発表。キャリアを諦めきれていない私に、ママ友たちは笑いました。
「講師なんかで収入は見込めるの?」
「講師ってあんた何を教えるの?」
「パートじゃダメなの?」
「子供を育てながらできるの?」
子どもを育てながらキャリアを活かす仕事をしている女性は多くありません。
ママ友の嘲笑に不安になる気持ちもありましたが、「とにかく行動!」と検索・・・
プロ講師ドットコムの記事を読みあさる・・・
特にプロ講師ドットコムの姉妹サイト「プロ講師ドットコムPARTNER」の記事で、数々の女性が講師として活躍していることに惹きつけられました。
それぞれの女性がキャリアを活かして頑張っている。なによりイキイキしている・・・
さっそく動画セミナーを受講すると、主に下記の内容を知ることができました。
・講演研修を企画している多彩な主催者
・自分の提供価値を商品化する方法
・講師としての自分をブランド化する方法
・仕事の獲得方法
・自分の専門を活かして貢献する
「ここでなら、自分のキャリアが活かせる!」と直感で感じました。
講師になってみてよかったと思ったこと
私は子育てをしながら講師として働くことができ、時間的な制約を乗り越えながら自分のキャリアを追求することができました。
講師としての活動は私が望んでいた柔軟な働き方を可能にしてくれました。
もちろん家族の理解、協力が必要ですが、私がイキイキしている姿を見て応援してもらっています。
さらに、他の講師との交流を通じて、さまざまな視点や知識を得ることができ、自身の成長につながりました。また、講師としての評価や信頼を得ることで、さらなる仕事の機会や依頼が増えていきました。
1年後、ママ友のパート先に講師として招かれることになりました
私が講師になってから1年後、なんとママ友の一人が働いているパート先の店舗で講師として招かれる機会が訪れました。彼女は私が講師を目指すときに笑っていた人の一人でした。
当初は彼女たちに対して自分の夢や目標を理解してもらうことが難しかったので、この機会は私にとって重要な意味を持つもののように感じました。
私はママ友たちに対して、自分が成長したことや講師としての活動を見せることで、彼女たちの考え方や認識を変えるチャンスだと思ったのです。
当日、私は緊張と興奮が入り混じった気持ちで講師として登壇しました。参加者はママ友たちを含むパートスタッフや店長など様々な人たちでした。
私の講義が始まると、初めはそのママ友も驚きや疑問の表情を浮かべていましたが、徐々に興味を持って聞き入ってくれ、真剣にメモを取り質問も積極的にしてくれました。
終了後、ママ友は涙を浮かべて私に近づいてきました。
彼女は私が講師として自分のキャリアを活かすことができたことに感動し、尊敬の念を示してくれたのです。
そして、彼女自身も新たな可能性を見出すきっかけになったと言ってくれました。
自分のキャリアを活かすなら、講師の仕事はおすすめです
今思えば、講師になりたいと打ち明けた時のママ友の反応が私にとっての大きなモチベーションとなり、自分の選択をより強固なものにしてくれたような気もします。
私は今、講師としての道を歩みながら、自分自身の成長と他の人たちへの影響のつながりを感じています。
自分の夢や目標に向かって努力することは決して容易なことではありません。
収入にしてもまだまだたいしたことありません。でも収入以上のやりがいを感じる日々を過ごせています。
自信と勇気を持って進むことで、素晴らしい結果を手にすることができるのです。
皆さんにも、自分の夢や目標に向かって踏み出す勇気を持ってほしいと思います。他人の反応や疑問に囚われず、自分の心の声に耳を傾け、自分らしく輝く道を進んでください。