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「現場のひずみ」を取り除く

目次

リスクテイキングしなくても良い作業環境の実現

金塚 憲彦 <かなづか のりひこ> チーフエンジニア

大学院修了後、製造業(電機メーカー)で勤務し、現場改善、生産性向上、設備開発、安全、監査等を担当。
前職は三菱電機株式会社に機械系エンジニアとして入社。全社共通部門である生産技術センターの一員として、社内の現場改善や生産ラインの自動化などを担当した。入社20年目に本社・生産技術部に異動した際、著書のきっかけとなる安全に関する全社プロジェクトに参画する機会を得た。プロジェクトは1年で終了したが、その後も独自に現場ヒアリングと研究を重ね、著書で提唱する「ものの見方」「考え方」をまとめるに至った。2017年4月から監査業務に従事し、三菱電機の製作所のみならず、国内外の関係会社の監査を行った。監査では、製造現場、工事現場の管理の仕組み・運用を確認するだけではなく、リスクマネジメントの一例としてリスクテイキング防止対策の考え方を紹介した(海外工場の方が共感・賛同が大きかったのは意外だった)。
現在、株式会社オーツー・パートナーズでコンサルタントとしてクライアントの生産技術支援を行うと共に、現場の安全性向上に資する講演を提供している。

著書 現場のリスク管理と災害未然防止のための
  「不安全行動(リスクテイキング)の防止対策」

現場のリスク管理と災害未然防止のための 「不安全行動(リスクテイキング)の防止対策」

対象者    ものづくり・製造業、防災(労災)・危機管理の関係者
課題 「安全はすべてに優先する」。これは現場の大原則である。しかし、安全を優先させると言っても、品質、納期、コスト等を疎かにしてよいわけではない。現場はすべての要求を高いレベルで両立(=全て成立)させないといけないのである。実際、災害の要因分析の中で、不安全行動(リスクテイキング)が起きる要因として、とある目標を達成するために「リスクテイキングせざるを得ない状況や作業環境」が生じる場合があることに気付かされる。本講座では、このような状況をタブー視するのではなく、「リスクテイキングせざるを得ない状況や作業環境」を「現場のひずみ」と呼び、どのように対策していくべきかを考えている。リスクテイキング対策は現場だけでは解決できない「より上位のマネジメントの課題」という考え方が必要な時もある。大事なのは「現場のひずみ」を取り除き、リスクテイキングしなくても良い作業環境を実現することである。
提供価値     現場の安全性向上、安全活動の指針提供、労働災害防止策の質向上
内容   現場のリスク管理と災害未然防止のための 「不安全行動(リスクテイキング)の防止対策」 単行本 2022/7/15 
日刊工業新聞に基づき、以下の内容を解説する。
 ・ヒューマンエラーを作業者心理の観点から2つに分類する。
   →意図せず起こす「エラー」、意図的に行う「リスクテイキング」
       (本講演では「リスクテイキング」に着目している)
 ・作業者の心理状態を「心の天秤」で表現し、
  なぜ「リスクテイキングせざるを得ない」と思ってしまうのかを解説する。
 ・不安全行動(リスクテイキング)を行った人が「悪い」のではなく、
  そうせざるを得ない状況(「現場のひずみ」と呼ぶ)に着目し、対策を考える。
実績 大阪府工業協会、九電グループ・全社安全推進大会など

著書のご紹介

全ての職場の安全活動において、事故の要因を分析し、それを未然に防ぐことが重要である。しかしながら、ヒューマンエラーに起因する事故、あるいは災害時における作業者の判断(不安全行動)による事故を未然に防ぐことは困難である。本書は、その「不安全行動」の要因に、作業者の「意図的なリスクテイキング」が関係していることを例示し、この考え方に基づいた作業現場での安全活動のあり方を示すもの。

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