社会課題の啓発とは

「社会課題」とは日常の生活でも課題は常に生じているが、いまなお解決に至らない問題を指します。例えば少子高齢化問題や人権問題などです。ご存じの方も多いと思うが、それら啓発のために地方自治体では講演会などが定期的に開催されています。(下記はサンプルで自治体によって名称は変わります)

・福祉講演会

・人権講演会

・男女共同参画講演

・環境講演会

・地域振興講演

・社会を明るくする運動(社名運動)

官公庁に講演企画をするのであれば、提案課題を明確にして適切な窓口に提案しなくては話になりません。

強化月間を調べる

実施時期の仮説としては、政府が打ち出している強化月間・週間を参照してください。

強化月間・週間

1月月間「はたちの献血」キャンペーン
所得税及び復興特別所得税、
消費税及び地方消費税の確定申告並びに贈与税の申告
緑の募金
週間・記念日110番の日
防災とボランティア週間
防災とボランティアの日
118番の日
食育の日
2月月間サイバーセキュリティ月間
北方領土返還運動全国強調月間
省エネルギー月間
週間・記念日世界湿地の日
北方領土の日
NISAの日
食育の日
3月月間自殺対策強化月間
週間・記念日春季全国火災予防運動
車両火災予防運動
全国山火事予防運動
女性の健康週間
世界野生生物の日
消防記念日
農山漁村女性の日
未踏の日
食育の日
春分の日
世界水の日
世界気象デー
世界結核デー
4月月間若年層の性暴力被害予防月間
未成年者飲酒防止強調月間
熱中症予防強化キャンペーン
みどりの月間
週間・記念日世界自閉症啓発デー
世界保健デー
法テラスの日
発明の日
食育の日
5月月間消費者月間・消費者ホットライン188の日
不正大麻・けし撲滅運動
水防月間
「A2-BCP」推進月間
ベビーカー利用に関するキャンペーン
自転車月間
情報通信月間
週間・記念日憲法週間
こどもの日
児童福祉週間
自転車の日
看護週間
地質の日
看護の日
消費者ホットライン188の日
食育の日
国際生物多様性の日
海洋環境保全推進月間
世界禁煙デー
禁煙週間
6月月間薬物乱用防止広報強化期間
共生社会の実現に向けた外国人の適正な雇用への協力
男女雇用機会均等月間
農薬危害防止運動
食育月間
夏の省エネキャンペーン
まちづくり月間
土砂災害防止月間
「不正改造車を排除する運動」強化月間
環境月間
週間・記念日電波の日
がけ崩れ防災週間
人権擁護委員の日
気象記念日
測量の日
環境の日
危険物安全週間
食育の日
男女共同参画週間
7月月間青少年の非行・被害防止全国強調月間
“社会を明るくする運動”強調月間
再犯防止啓発月間
「愛の血液助け合い運動」月間
中小企業魅力発信月間
海の月間
河川愛護月間
海岸愛護月間
週間・記念日国民安全の日
全国安全週間
全国鉱山保安週間
「青い羽根募金」強調運動期間
川の日
植物等の移動規制に関する広報強化週間
海の事故ゼロキャンペーン
食育の日
中小企業の日
森と湖に親しむ旬間
子どもの事故防止週間
8月月間北方領土返還運動全国強調月間
食品衛生月間
電気使用安全月間
道路ふれあい月間
週間・記念日水の日
道の日
食育の日
全国一斉「子供人権110番」強化週間
水の週間
防災週間
建築物防火週間
夏の省エネ総点検の日
9月月間がん征圧月間
健康増進普及月間
障害者雇用支援月間
食生活改善普及運動
自賠責制度広報・啓発期間
船員労働安全衛生月間
自動車点検整備推進運動強化月間
週間・記念日防災の日
救急医療週間
救急の日
世界患者安全の日
世界自殺予防デー
自殺予防週間
下水道の日
水路記念日
老人の日
老人週間
世界患者安全の日
食育の日・空の日
動物愛護週間
秋の全国交通安全運動
結核予防週間
10月月間食品ロス削減月間
受信環境クリーン月間
臓器移植普及推進月間
骨髄バンク推進月間
健康強調月間
里親月間
麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動
赤い羽根共同募金運動
間伐推進強化期間
木づかい推進月間
全国漁船安全操業推進月間
土地の日・土地月間
都市緑化月間
住生活月間
大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン
週間・記念日法の日・「法の日」週間
公証週間
全国労働衛生週間
都市景観の日
国際協力の日
目の愛護デー
安全安心なまちづくりの日
全国地域安全運動
鉄道の日
薬と健康の週間
統計の日
行政相談週間
食育の日
11月月間子供・若者育成支援推進強調月間
指名手配被疑者捜査強化月間
下請取引適正化推進月間
テレワーク月間
みんなで医療を考える月間
過労死等防止啓発月間
乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間
児童虐待防止推進月間
標準営業約款普及登録促進月間
生活衛生同業組合活動推進月間
伝統的工芸品月間
製品安全総点検月間
素形材月間
公共建築月間・公共建築の日
週間・記念日教育・文化週間
計量記念日
灯台記念日
自衛隊記念日
福祉人材確保重点実施期間
津波防災の日
国有財産の日
全国糖尿病週間
「119番」の日
秋季全国火災予防運動
技能の日
介護の日
公共建築の日
女性に対する暴力をなくす運動
全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間
「家族の週間」
食育の日
「家族の日」
港湾労働法遵守強化旬間
医療安全推進週間
犯罪被害者週間
性の健康週間
人生会議の日
12月月間「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン
立ち直り応援基金寄附強化月間
歳末たすけあい募金(地域歳末たすけあい運動NHK歳末たすけあい
NHK海外たすけあい
週間・記念日世界エイズデー
雪崩防災週間
国際障害者デー
障害者週間
人権週間
世界人権デー
北朝鮮人権侵害問題啓発週間
食育の日
*具体的な日程は年度によって替わりますので記載しておりません。

将来、顕在化する課題を仕込んでおく

潜在的な問題がメディアが取り上げた途端に一気に顕在化することがあります。

例えば「未来の年表」のような書籍を読むと何年後にこの課題がピークとなるとしたら、逆算していつ頃、メディアが取り上げて顕在化されるとの仮説が立ちます。
その時、官公庁が当該テーマの講演を企画する時に講師を探します。それを見越して早い段階から研究しておくことも官公庁でブレイクする戦略です。実際、それをきっかけにポジションを勝ち取った講師もいます。

自分が提供できる情報、価値を見える化する

地方自治体の講演、講習会の依頼をもらうためには熱い思いだけでは無理です。そのテーマに合った経験、スキルを言語化して提案の準備そしましょう。

持ち込み講座の受付に注目

最近、官公庁では市民からの企画を募集するケースが増えてきたようです。
自治体によって市民でないといけないところもありますが、限定しないところもありそうです。

まずはお住まいの地自体名称と「持ち込み講座」「市民企画」など検索してみましょう。なければ近隣の自治体に広げていきます。これらのほとんどが「無償」ですが、自治体の実績は企業や経済団体にも評価されますので積極的に取り組むことをお勧めします。

はじめはボランティア講師であっても好評の口コミが広がると他の自治体からオファーが来たりします。それもしばらくは無償かもしれませんが、ある程度の規模感のある企画がくれば、費用の話をするタイミングではないでしょうか。