南極・昭和基地での危機管理

極限の地・南極を二度乗り越えた
「究極のチームビルディング」と「危機管理」の伝道師

北田克治 元南極観測隊員
大阪あべの辻調理師専門学校卒業後、京都の老舗料亭「美濃吉」や「旅館 吉川」で研鑽を積んだ生粋の京料理人。その卓越した技術と精神力を買われ、第38次および第45次の日本南極地域観測隊として、国立極地研究所へ二度にわたり出向。合計2年4カ月におよぶ極寒の地での越冬生活において、隊員の命を支える「食」と「住」の要を担った。
講演は、単なる冒険譚ではない。マイナス数十度の閉鎖環境、逃げ場のない人間関係、そして限られた物資。そんな「究極の現場」で学んだ「想定外への対応力」と「組織のあり方」は、現代のビジネス現場や安全管理の要諦と深く共鳴する。
特に、インターネットの普及により変容したチームの形や、リーダー・サブリーダーの役割、火災等の有事に備えた心の訓練(危機管理)に関する実体験は、「これほど説得力のある話はない」と高い評価を得ている。
1993年 国際日本文化研究センター内 旬彩レストラン赤おに店長兼料理長に就任
1996年 第38次日本南極地域観測隊として国立極地研究所へ出向
1988年 帰国 旬彩レストラン赤おに店長兼料理長に復帰
2003年 第45次日本南極地域観測隊として国立極地研究所へ出向
2005年 帰国 旬彩レストラン赤おに店長兼料理長に復帰
2014年 株式会社北田設立レストラン赤おに運営を引き継ぐ
「日本のレストランでは同じ味を守るが、南極では限られた食材を無駄にせず、日々違う味を創造する」——。この工夫する楽しさと、生きる基本である『食』の大切さを軸に、画像資料を交えながら時系列で語る南極の1年間は、受講者に「当たり前の尊さ」と「困難を乗り越える知恵」を再発見させる。
現在は、株式会社北田の代表取締役として「旬彩レストラン赤おに」のオーナーシェフを務める傍ら、メディア出演や執筆活動を通じ、極地で培った「こころの温度を上げる技術」を全国へ届けている。
講演テーマ
「職場などにおけるチームワークの必要性がわかる南極観測隊」
「極寒の地で体験したリーダーが必要な先を読む方向性」
「南極・昭和基地の調理隊員が体験した食事作る・食べる大切さ」
「南極・昭和基地での危機管理(訓練と心の準備の大切さ)」
「南極観測隊の1年間」
内容
「職場などにおけるチームワークの必要性がわかる南極観測隊」
2度の南極観測隊で経験した別々なチームワーク。昭和基地もインターネットやメールの普及で閉鎖された環境での人間関係を保つのが、それぞれの隊で違う方向を向いていた。日本の職場でも必ず言える事だと思います。南極観測越冬隊としての経験談と共にお話します。
「極寒の地で体験したリーダーが必要な先を読む方向性」
合計2年4カ月ほど過ごした南極で起きた様々な想定外な出来事
その際に体験したリーダーの行動と信頼性。それとサブリーダーの必要性を南極観測隊としての経験談と共にお話いたします。
「南極・昭和基地の調理隊員が体験した食事作る・食べる大切さ」
限られた食材で作る大変さと工夫する楽しさ。
美味しいに美味しいを重ねて作る南極か日本の家庭でしか味わえない究極の味
日本のレストランでは毎回、同じ味でお客様に提供しますが南極では、限りある食材を無駄にしないを考えます。その味は日本のレストランでは毎回違う味になるので再現出来ませんが家庭では出来ます。その方法と料理を作るという作業の持つ強みと食べるという作業の大切さを南極観測隊での経験談を交えお話します。
「南極・昭和基地での危機管理(心の準備の大切さ)」
もし昭和基地で越冬中に(越冬隊員32名から42名)火災などがあった場合の危機管理。経験談から語る訓練の必要性について南極観測隊の経験談と共にお話いたします。
「南極観測隊の1年間」
昭和基地調理担当越冬隊の1年間
出発前の準備から越冬して帰国するまでの期間における実体験を画像を見ていただきながら時系列で説明いたします。
出演メディア
平成15年 めざましテレビ(フジTV)
平成27年 ちちんぷいぷい(毎日放送)
令和4年 よーいドン・となりの人間国宝(関西TV)
令和4年 京の観察日記(KBS京都)
著書
平成18年「南極観測隊」(技報堂)
南極観測50周年記念事業
南極観測100人の証言
令和6年 P2P(極セカイ研究所)
南極で料理する際の心得




