オンラインでも身体活動を取り入れた画期的なプログラム
コロナ禍以降の大きな変化の一つにオンライン化があります。オンライン化により、商談や会議の場でリアルな対面コミュニケーションが絶対視されなくなり、これまでの慣習が大きく見直されました。
当初はオンラインでNS式メソッドは無理だろうと思っていたのですが、お陰様でかなりの数を経験させていただき、今ではオンラインでもご好評いただいております。またオンライン研修に対するネガティブな意識を克服できた要因として、講師自ら海外の先生のレッスンをオンラインで受講し、そのレッスンに感銘を受け、「オンラインであっても誰がやるかで満足度が180°変わる」ということを実感できたことも大きかったと思います。
オンラインでも体験型研修
オンライン研修は、オンラインであってもNS式メソッドを応用した「体験型」がベースです。それもあってか、受講者から「オンラインでこんなに身体を動かすとは思いもしなかった!」、「今まで受講したオンライン研修で一番役立つと感じた!」などの声を多数いただいております。もちろん単に受講者満足度が高いだけでなく、研修後の行動変容まで意識したカリキュラム設計になっております。
オンラインの方がより効果を感じられるカリキュラムがある
オンライン研修になったからといって、全て集合型の研修に劣るわけではありません。
例えば「イメージを共有する」という課題に対しては、むしろオンラインの方がトレーニング効果をより実感できる場合があります。そういったカリキュラムも受講者の属性に合わせながら組み込んでいきます。
オンラインで研修の真価が問われる!?
自らの戒めもありますが、オンライン研修は「研修の真価」が問われると思っております。なぜなら、講師の質、カリキュラム内容、臨機応変力などが集合研修以上に問われるからです。例えば講師による一方通行な研修だと1日研修はもちろん、2,3時間の研修でも辛いですし、そこからの学びも薄いのではないでしょうか。しかし残念ながら、時に「eラーニングや動画配信でよかったんじゃないの?」というオンライン研修があるのも事実です。
たとえオンライン研修であっても、研修はできるだけインタラクティブであるべきだし、身体活動も可能な範囲で組み込みながら、できるだけ受講者が主体的、互恵的に学べる場を創出するべきだと考えております。
研修の効果測定
研修の効果を測定する指標として、カークパトリックの4段階評価があります。
NS人材教育のオンライン研修は、研修中に、「1.反応」、「2.学習」を促進し、研修後に「3.行動」の変容、中長期的に「4.結果」の改善を目指していきます。
但し、オンライン研修の場合、雰囲気や本音が分かりづらいので、Level1(反応)の段階からアンケートやコメントの中身を精査しながら定性・定量の両面から評価していく必要があるかと思います。
松田 浩一 <まつだひろかず> NS人材教育株式会社 代表取締役
元俳優という異色な経歴にも関わらず、ビジネスの世界に転じ、通信会社や人材サービス会社で活躍した後、IT関連の上場会社で営業マネージャーとしてメンバーを牽引し年間最優秀チーム賞を受賞する経験をもつ。
現在は、NS人材教育株式会社の代表講師として、俳優とビジネスマンの両方の経験から独自の研修プログラムを創り出し、大小さまざまな企業で好評を得ている。
「真の学びは『体験』からしか得られない!」がモットー。