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研修・講演のスムーズな企画の進め方

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研修・講演は「6W2H」で企画する

研修を効果的に企画・運営するためには、6W2Hのフレームワークを活用することが非常に有効です。
6W2Hとは、「なぜ(Why)」「誰に(Whom)」「何を(What)」「Who(誰が)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「どのように(How)」「いくらで(How much)の7つの要素から成り立っています。
このフレームワークを活用することで、研修の目的や内容、方法を明確にし、参加者にとって有益な研修を提供することが可能になります。

まず、なぜ(Why)からはじめよう

研修や講演をおこなう理由や目的を明確にすることは、研修の効果を高めるために非常に重要です。研修の目的が曖昧だと、参加者のモチベーションが低下し、学習効果も期待できません。
例えば、新しい業務フローの導入に伴うスキル習得、組織のビジョン共有、社員のキャリアアップ支援など、具体的な理由を明確に伝えることで、参加者の理解と納得を得ることができます。

誰に(Whom)で方向性を定める

まず最初に考えるべきは、研修の対象者です。対象者が誰なのかを明確にすることで、研修内容や進行方法が大きく変わってきます。例えば、同じ営業研修だとしても、新入社員向けと中堅社員向けの研修では、その内容や進め方、期待する成果は異なるでしょう。
逆にIT関係の研修であらばベテラン層とデジタルネイティブの若手ではすすめ方が大きく変わります。
つまり、参加者の業務経験やスキルレベルを考慮することで、より効果的な研修を企画することができます。

何を(What)学ぶべきか

ここでは、具体的に何を学ばせたいのか、どのようなスキルや知識を習得させたいのか、どのような行動変容を期待するかを明確にします。
例えば、継続的に活用するスキルを学ばせるのか、キックオフ大会などで瞬間的にモチベーションをあげる講演では役割が異なるということです。この段階で、研修のゴールを具体的に設定し、その達成に向けたカリキュラムを構築します。
外部講師を必要とする場合は、このフェーズから候補をあげていかなくてはいけません。

いつ(When)を間違えると現場から不満

研修を行う時期や時間を決定します。研修のタイミングは、参加者の業務スケジュールや季節要因を考慮して設定することが重要です。例えば、年度末や繁忙期に研修を設定するのは避けた方が良いでしょう。
また、研修の時間帯や日数についても、参加者の集中力や学習効果を最大化するために工夫が必要です。
講師を選定するプロセスでも早い段階から日時を確定しておくほうが企画プロセスとして効果的です。
*昨今はオンデマンド研修など日時を限定しないケースも増えてきました。

どのように(How)はテーマ次第

研修の実施方法を決定します。講義形式、ワークショップ形式、オンライン学習など、さまざまな形式があります。
それぞれの形式にはメリットとデメリットがあるため、研修の目的や対象者に最も適した方法を選択します。また、研修の進行方法や使用する教材、評価方法なども具体的に計画します。
いずれにせよ学習テーマ次第でレクチャー、ワークの比率は変わります。

どこで(Where)は他の項目次第で変わる

研修の場所も重要な要素です。オンラインで実施するのか、対面で実施するのか、またはその両方を組み合わせるのかを検討します。対面研修の場合は、会場の立地や設備、参加者の移動時間などを考慮する必要があります。オンライン研修の場合は、通信環境や使用するツールの選定がポイントとなります。
社内会議室などで実施するとデスクに戻り仕事がしたくなり集中できないという意見も多く聴きます。研修施設にはコストもかかりますが研修に集中するという意味では外部施設も検討しましょう。

講師は、誰が(Who)適任か

「社内講師」なのか「社外講師」か、社内講師であれば本案件の講師は誰が適任なのか。
社外講師であれば誰か、どこに相談するのかということが課題となります。最後までWhoを置いておくと、講師が見つからないというリスクがありますので、早い段階で当方などにご相談いただければスムーズに進めることが出来ます。

いくらで(予算)が想定できれば外部に提案依頼をしましょう。

会場費や旅費交通費、設備費等の必要経費を試算して、トータル予算から引いた額を講師に使える費用として積算しましょう。その試算で外部講師も含めるのか内部講師を選定するかが決まります。
社内や関係者に適任がいなければ、会場費をおさえるなどの調整が必要です。

 相談は無料です。お気軽に 

上記のお問い合わせフォームを優先でお願いいたします。

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