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そうは言ってもやっぱりExcel #2

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圧倒的なシェアゆえに、学びの選択肢が豊富なExcel

こんにちは。IT活用推進アドバイザーの家門理恵です。

前回の記事、このご時世でもExcelを学ぶ理由では「脱!Excel」の論調もある中で、それでもやっぱりMicrosoft Excel(マイクロソフト エクセル)を学ぶことで、人材としての価値はまだまだ高められるというお話をさせていただきました。

シリーズ第2回の今回は、「Excelの学習方法の選択肢がいかに豊富か」について述べてみたいと思います。

事実1:独学のための学習教材や情報が豊富

マーケットシェアが高いということは、それだけたくさんの情報・教材・機会が世の中に溢れている、ということです。情報が多い=玉石混交とも言えますから、効率良く、正しい学習方法を選ぶことが難しくなるのも事実ですが、いずれにせよExcelは独学でも学ぶことができます。そして自学自習の筆頭は、やはり書籍とインターネット(サイト、ブログ、動画)ですよね。

書籍の数(Amazon検索)

例えば、Amazonで書籍(本)>コンピュータ・ITに絞って「Excel」で検索すると、5,000冊以上の書籍がヒットします。(2022年10月時点)

トップ100冊をざっと見たところ、ほぼ全てがExcelの学習者向けの参考書やMOS試験*の対策本、逆引き辞書など、明らかにExcelを学ぶための本でした。

*MOS: マイクロソフト オフィス スペシャリスト。Microsoft社が認定する国際資格の試験。

amazon.co.jp Excel書籍の検索結果

ちなみに同じ条件での「スプレッドシート」の検索結果は309件でした。単純計算でExcelの書籍数は、Googleスプレッドシートの書籍数の約16倍にも上るのですね。

Webサイトの数(Google検索)

では、Google先生はどうでしょうか?「Excel」と「スプレッドシート」のキーワードに「使い方」と「関数」を組み合わせて検索してみました。

Google サイト検索 ヒット数 / 2022年10月時点

動画の数(YouTube検索)

さらにYouTube先生の動画に絞っても、やはりExcelに関するリソースの豊富さが伺える結果でした。

YouTube 動画検索 ヒット数 / 2022年10月時点 ※Google検索で「site:youtube.com」を付けて検索した結果

これらの数は、これからもうなぎ上りに増えていくことでしょう。従って、競争の激しいExcelの学習教材の市場には、より多くの質の高いExcelの学習教材が存在すると言えそうです。独学で学ばれる方にとっては、これらの膨大な学習リソースの中から何を基準にどれを選ぶか、がポイントになりそうですね。

事実2:双方向コミュニケーション型の学習機会も豊富

自学自習や独学ではなかなか効率良く学べないし、継続も難しい・・・と感じている方のための対面型の講座・セミナー・研修も非常に多く存在し、日本中のあらゆる都市で様々なExcelの講座が開講されています。

そうしたたくさんの選択肢の中から、適切なものを選ぶ際の代表的な基準は以下の3つです。

  1. 対面か?オンラインか?
  2. 個人レッスンか?グループ講座か?
  3. グッと短期集中型か?じっくり長期継続型か?

これらの選択基準の他にも、レベルは?カリキュラムは?費用は?など、ご自身の目的、目標、生活スタイル、予算などに合わせて、様々な学習機会の中から自分に合うものを選択することができます。

結論:業務上の目標達成に繋がる学習方法の選択を

自学自習に挑戦される方も、双方向コミュニケーション型の学習方法を選択される方も、まずはご自身の目的・目標を明確にして、確実にそれを達成するための学習方法を選ぶことが大切です。

ここで、企業や組織にお勤めのみなさまに、オススメのExcelの学習方法があります。それは、職場の仲間と一緒に受けるグループ講座です。例えば、私の企業様向けExcelコース講座では、同じ課やチームのみなさまと一緒に受講していただくことで、お一人様学習の何倍もの学習効果が期待できます。

学習内容はメンバー各自のレベルとニーズの違いに対応できるよう、10項目の中からの選択制となっています。ご参考までに、以下の3テーマはどの企業様でもほぼ全メンバーに選ばれるテーマです。

  • ピボットテーブルでカンタン集計&クイック分析
  • 魅せる!グラフの作成と整形
  • データ統合のミスを激減させるVLOOKUP関数

ビジネスや組織の運営で必須となるこうしたExcelの機能を、チームメンバーと共に2週間に1回のペースで演習していただきます。講座と講座の間には、覚えたことを実務で使っていただく形の「宿題」に取り組み、チーム内で共有・フィードバックを行っていただきます。結果として「ひとり一人の社員の継続的なスキルアップと、チーム全体の生産性アップが同時に見込める実践型の研修」とご好評をいただいております。

次の記事

次回はやっぱりExcelシリーズ最終回。「組織のシステム、個人のExcel」というテーマで締め括りたいと思います。

See you next!

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