ひとり一人が自分らしくイキイキと輝いて活躍する組織作り

本当なの？「女性がみんなバリバリ働きたいとは限らない」

こんにちは！
ビジョナリー経営人材育成コンサルタントの小林未千（こばやしみち）です。

労働以外の時間を豊かに過ごす、自分時間を仕事と同じように大切にする生き方も求められる今。女性活躍推進のための制度作りは進めているものの、こんな声も聞こえてきます。

・「全員が全員、管理職や取締役になりたいわけではないよな」
・「子育てや介護がある時期は、仕事のペースを落として働きたい女性もいるだろう」
・「多様性というなら、管理職を目指さない女性を認めることも大事なのでは」など

「女性がみんなバリバリ働きたいとは限らない」という女性活躍推進がすすまない理由。皆さんの会社では言っていませんか？

私自身、キャリアをご紹介した際に「かなりバリバリ働いてますね～」と言われることも多いです。ですが、私自身最初からバリバリ働きたかったのか？昇進・キャリアアップを目指していたのか？というと残念ながらそうではありません。

焦りとあきらめ、未来に不安しかない

私自身の話をすると、私の10代20代前半は『消極的・否定的・悲観的』の代表のような思考をしていました。

学生を卒業しOLになりたての頃は、それでも新しい環境で何かワクワクするようなことが起きるのでは？と少し期待もしていました。

ところが、2年目に入ると仕事もだいぶ慣れてきて、何かを目指すわけでもなくなんの変化もない毎日がただただ過ぎていくことに、「私の人生このままでいいの？」という焦りと同時に、「まぁこんなものだよね」とあきらめのようなものも生まれてきていました。終わったことをいつも後悔し、未来には不安しかない！自分に自信が持てなくて、周りを信用することもできない。とっても孤独な時代でした。

研修受講者様とお話ししている際、当時の私の姿と重なってしまうコトがとても多いんですよね。

夢・目標をもって、自分の可能性にチャレンジ

そんな時に出会った、当時通っていたエステティックサロンの店長からの一言。それが『夢・目標を持たない人間は家畜と同然である。夢を持てるのは人間だけの特権だから…。』という言葉でした。

夢なんかもっても意味がない！夢って夜寝るときに見るものだよね—！くらいにとらえていた当時、ハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。

子供のころから人の心の動きに敏感すぎて、「こう思われるかも」、「こう思われたらいやだな」、「嫌な感じを与えたらどうしよう」、「もっとこうしておけば良かったかも…。」といつも周りの事を気にしては、終わったことを後悔し、未来はいつも不安でいっぱい。自分が何をしたいのか、何を感じているのか、上手く伝えられないでいました。『夢』なんて！そんな大胆なこと…、誰かに言うはずもありませんでした。

そんな私でしたが、自分自身を変えたい！という思いはあったんですね。でも、実際にどうすればいいのか？何をすればいいのかわからない、そんな時にエステティックサロン店長との衝撃的な出会い。人生を変えるために、これまでの平凡なOL生活に終止符をうち、エステティック業界に思い切って転職することにしました。

何をやっても自信が持てなかった私が、夢をかなえるための行動を起こした小さな一歩の始まりでした。ただ、悶々と考えていても何も変わらない！変わりたければ、ほんの少し行動を変えること！

なぜバリバリ働くのか？

将来の見通しが難しいVUCA時代だからこそ、仕事を通して自分の人生の可能性を楽しむ！コトが大事なのだと考えています。

※VUCAは、Volatility（変動性）、Uncertainty（不確実性）、Complexity（複雑性）Ambiguity（曖昧性）の4つのキーワードの頭文字を取った言葉。変化が激しく、複雑性を増している社会で、将来の予測が難しい状態を指す。

昇進や昇格ありきではなく、自分の人生の可能性を楽しむ！

そのための目標設定としての1つに、昇進や昇格があっていいと思うんです。なんのためにバリバリ働くのか？が大事なんだと思います。

自分らしく！自分の人生を生き生きと輝いて生きる！そのために自分の可能性にチャレンジできるステージとして会社のキャリアアップシステムにも本気でのぞむ！そんな輝く女性がいるチーム、かっこいいですよね。