人事視点から、従業員、会社、労働組合を強くする ~三方よしの戦略~

日系・外資企業での豊富な人事経験を持つ「人と組織を強くするプロ」
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山本明典 <やまもとあきのり>
現役大手企業人事部長 兼 中小企業専門の戦略人事パートナー
ダイキン工業、仏大手メーカーで人事責任者を務め、経営層と共に人・組織づくりを行う戦略人事のプロ。日系・外資双方の人・組織マネジメントの強み・弱みを知り尽くし、経営視点で忖度無く切り込む稀有な存在。
大阪大学卒業後、ダイキン工業にて新卒入社4年目で欧州駐在人事マネージャーに抜擢。欧州事業トップの直下で、採用、育成、労務、タレントマネジメント等、幅広く人事を担当し、新卒わずか9年の速さで管理職に登用。
その後、フランスを代表する世界的大手メーカーのシュナイダーエレクトリックにて国内やアジアなど、300人近い組織の人事責任者を歴任。事業部長達の右腕として、大規模なリストラを伴う組織改革、採用、組織開発、リーダー育成、人事制度改革等をリードし、日本法人賞、東南アジア賞等を複数回受賞。
年間500回超の1on1を本業で行う傍ら、副業でも中小企業での人材育成、組織開発等を精力的に行う。攻めの人事を貫く経営層の懐刀的存在。
NewsPicks認定エキスパート
生涯学習開発財団認定コーチ
労組組合員のエンゲージメントを上げるシンプルな方法
この研修で得られるもの
「忙しすぎて、労働組合の活動をする時間や余裕が無い・・・」
「労働組合の活動を職場に展開するのに悩んでいる・・・」
こんな困難を抱えている労働組合の若手・中堅の役員・委員は少なくありません。
彼らのモチベーションを上げて活力ある組合活動を実現していくため、
この研修では、彼らのキャリアプランニングを支援し、
労働組合員としての活動とをうまく紐づけることを支援することで、
組合活動への自主性・積極性アップなど、エンゲージメント向上を目指していきます。
結果、「やらされ」から「やりたい・活用したい」へ、彼らの労組活動への捉え方を変え、
組合活動のレベルアップや職場の活性化につなげる。
まさに、労組よし、会社よし、本人よりの「三方よし」を目指していきます。
本研修では、ダイキン工業や外資の世界的大手企業の人事責任者として、国内外の第一線で、
年間500回以上の面談や国内外の社員のキャリアプランニングを支援してきた人事のプロが、
労働組合の若手・中堅メンバーのエンゲージメントを上げるきっかけを提供します。
組合活動の重要な戦力として期待される若手や中堅社員
仕事を任されている期待の若手や中堅社員。
そのような期待の星である社員が、労働組合の役員に任命されることも少なくありません。
会社としては、今までとは違った視点を身につけ、リーダーシップの強化など、
良い経験をしてきてもらいたい。
労働組合の役員の皆様も、そういった期待の若手・中堅の社員に、
組合役員や委員として活躍をしてほしいと思っているのではないでしょうか。
ひるがえって現実に起こっている残念なこと
もちろん、こうした組合役員や委員に任命された若手や中堅社員は、ビジネスパーソンとしてのレベルや
給料も上げてはいきたいし、会社や職場が良くなっていってほしいとは思っています。ワークライフバラン
ス、終身雇用の崩壊、将来への不安、自身の今後のキャリアも気になる・・・
しかし、そうした若手・中堅社員は、期待の星であるからこそ、目の前の仕事に追われていてとにかく忙し
い。結果、組合の活動に割く時間・余裕が無い。組合の方針で決まったことを職場に実践させるのもハー
ドルが高くて、どうすればいいか分からない。結果、モチベーションが上がらない。
そこで、この研修では、彼らが本当にやりたいと思っていることと、組合活動をうまく結びつけ、組合活動
への自主性・積極性アップなど、エンゲージメントの向上を目指していきます。
研修プログラムのイメージ
①自分を深く知る、自分の今後を考える。
・自分はどんな人間かを把握する。
自分の持っている強みや弱み、好きなこと・嫌なこと、無形資産など。
・自分はこの先、どうなりたいか?「ありたい姿」(仕事とプライベート)を言語化する。
・ギャップの見える化:そのために自分の何を活かし、何を鍛えたいかを見える化する。
②ギャップを埋めるための道筋を考える。
・3つのEの観点で、ありたい姿への道筋を作る。
・そのために、せっかく時間とエネルギーを投資する労組委員としての活動をいかに活用するかを紐づける。
・アクションプランのイメージ化
・自己満足やありがちな罠に陥らないための逆張りチェックポイント 一挙大公開!
これらのフレームワークにより、
参加者に労働組合の役員・委員としての意義とメリットを感じてもらい、
より自発的、積極的に参画してもらうようになることを目指します。
その他の研修・セミナーテーマ
①ヒーローを探せ! ~理想の職場を一緒に楽しく作る~
日々の業務に追われる中で、同じ職場の仲間同士で「改めて知る」、「本音で話す」。こういった時間は意外と少ないものです。このワークショップでは、同僚の意外な一面を楽しく知り合い、感謝を伝えつつ、その上で、理想の職場に繋げるためのアイデアをともに考えることで、仕事の垣根を越えてチームワークを深める機会を提供します。仲間のことをもっと知り、感謝を伝えたくなる。そして、自分の仕事に誇りを持ち、イキイキした職場作りに繋げる。そんな温かく、楽しいワークショップです。
入社後のフォローアップ研修(新入社員、中途社員)、同じ職場でのチームビルディングを検討されている方々
②人事が語る「評価される人」が実践しているシンプルな方法
~キャリアもビジネス戦闘力も一石二鳥で手に入る!~
自身のキャリアを考えるうえで、「組織からどう評価されるか?」という視点は避けて通れない道です。就きたいポジションややりたいことがあっても、認めてもらわなければ叶わないからです。世の中には「ちょっとしたコツ」を意識して、うまく成果を出している人たちがいます。このセミナーでは、日系・外資系企業にてキャリアを積み、また、人事として評価の裏側をすべて見てきた自身の体験談を用いて、このシンプルなコツをお伝えします。奇抜な裏技やゴマをするといったことではなく、本質に切り込んだお話です。少しのコツを意識し、自身の日々の努力を認めてもらい、素晴らしいキャリアを歩んでみませんか。
こんなに頑張っているのに、なぜ評価をされないのだろうと悩むビジネスパーソン
③日系→外資を渡り歩いた人事は見た! 来たるべきジョブ型雇用のリアルと生き抜くコツ
近年、多くの日本企業で導入が進むジョブ型雇用。この波はやがて日本の多くの組織に訪れるはずです。皆さんは、この意味合いや自身のキャリアや人生への影響をきちんと認識していますか? 来たるべき大変革に向けて、今から準備しておかないと大変なことになります。このセミナーでは、伝統的なメンバーシップ型雇用を経て、外資系のジョブ型雇用の組織を渡り歩いてきた自身の体験談を踏まえて、ジョブ型雇用の本質とは何か、そのリアル、何が大きく変わるのか、今からできることは何かなど、生き抜くポイントについてお話します。
ジョブ型雇用への関心や不安がある方、自身のキャリアをきちんと考えて準備したい方
④会社員に、企業人事があえて副業を勧めるワケ
~副業のメリット、リスクを正しく認識し、自分の得意・好きをおカネのタネにする~
「変化が激しく、働き方が多様になっている時代、会社員・労働組合員ひとりひとりの”キャリアの自律” がますます重要になっています。その中で、副業は、職場へのモチベーション向上や視野拡大にもつながる人生100年時代を見据えた有効な打ち手です。本セミナーは、自身、副業している企業人事が、あえて「副業」を通じて、会社員がその可能性を広げることを提案するユニークな内容です。もちろん、業務や時間の兼ね合いなど、副業には注意すべき点もありますので、そういったことも含めて、講師の実体験のシェアも含めヒントが得られるセミナーです。会社員・一般組合員の方々のキャリアプランニング、ライフプランニングを本質的にしたい方々にとって、最適なセミナーになっています」。
労働組合の役員、一般組合員など全般。働き方、生き方を見つめ直し、より有意義に過ごしたいと思っている方
講演実績
- クライアント企業向けセミナー・研修は実施多数
- そのほか、実施(予定)オープンセミナー
- 2025年3月 愛知県豊橋市 中小企業向けセミナー
- 2025年6月 採用✕組織戦略人事 本音パネルトークセッション