NS式メソッドで組織、個人に行動変容をもたらす
松田 浩一 <まつだひろかず> NS人材教育株式会社 代表取締役
元俳優という異色な経歴にも関わらず、ビジネスの世界に転じ、通信会社や人材サービス会社で活躍した後、IT関連の上場会社で営業マネージャーとしてメンバーを牽引し年間最優秀チーム賞を受賞する経験をもつ。
現在は、NS人材教育株式会社の代表講師として、俳優とビジネスマンの両方の経験から独自の研修プログラムを創り出し、大小さまざまな企業で好評を得ている。
合同セミナーの数を合わせると延べ300社、20,000人以上がNS人材教育のNS式メソッド研修を受講。また受講者の90%以上から「有益な研修であった」との回答をいただく。営業研修、新入・若手社員研修、管理職・リーダー研修など、コミュニケーション力、関係構築力をベースにした研修は特に定評がある。
「真の学びは『体験』からしか得られない!」がモットー。
俳優時代
大学を卒業した翌日に単身上京して俳優の道を志す。6年間、俳優の世界に身をおき、多くの舞台、テレビ、映画に出演。しかし、多くの俳優志望者と同様、テレビや映画に出るまでの下積み時代は過酷でした。そんな過酷な時代を過ごしながらも、徐々に演劇のもつ不思議な力に魅了されるようになる。
会社員時代
28歳の時、婚約を機に俳優の世界からビジネスの世界に転身。最初は通信会社、その後は人材派遣会社、そしてIT企業。とにかく同世代のビジネスマンとの周回遅れを取り戻そうと必死になって仕事を覚える。特にIT企業での会社員時代は成長の機会をたくさん得て、お客様や社員を大切にするということがいかに大切で難しく、かつ業績にも影響するを学ぶ。そのIT企業では株式上場、セミナー講師、営業マネージャーなどの経験を積む。
演劇ワークショップとの出会い
32歳の頃に2日間の演劇ワークショップに参加した時に衝撃を受ける。「なぜ自分が俳優として売れなかったのか」「演劇が人間の習性(悪い癖)をあぶり出してくれる理由」が明確に分かった。同時に、当時営業の現場などで苦しんでいた部下や後輩が、俳優時代の私と同じ原因で苦しんでいることに気付く。そこから演劇とビジネスのシナジー効果についての研究を始める。
営業マネジャーとしての成功体験
少しずつ演劇とビジネスのシナジー効果を感じ始めて、ついに確信に変る。2009年、IT企業の営業マネージャー就任時、メンバー育成も上手くいかず苦しんでいた時に、チーム内で「NS式メソッドを実施」したところ「人間の習性(悪い癖)」に起因していることに気付く。そこからNS式メソッドをメンバーに実施し始めた結果、メンバーのパフォーマンスが目に見えて高まり、結果的にチームはIT系上場企業の数あるチームの中で、年間最優秀チーム賞を受賞する。
「この成功体験をもっとたくさんのビジネスパーソンに広めたい!」「自分にしかできないことで世の中の役に立ちたい!」という思いから、教育・研修の分野にチャレンジすることを決意し、現在に至る。
推薦ポイント
とにかく巻き込み力が凄い。「ワークで何かやらされるの嫌だな…」という方でも、最後には「楽しかった。またこんな研修を企画してほしい」とアンケートに書くくらいです。もちろん楽しいだけでなく「気づき」から「行動変容」「成果」と繋がるロジックはインストラクショナルデザインによる設計されており、感情と理論の二刀流の研修と言えるでしょう。