事業承継で大切なことは、社長の想いをきちんと繋ぐこと
現在、多くの日本の中小企業が、事業主の高齢化と後継者不足問題に直面しています。事業承継を円滑に進めることが企業存続の重要課題であります。そのためには、事業承継とは何か、何を承継するのか、承継後の生活プランは、などを、計画書に可視化することが必要です。
延吉 良一 <のぶよしりょういち> 事業承継士
事業承継&後継者育成の指南役
息子を後継者にする事業承継専門家
中小企業の経営支援を通じて日本の活力を取り戻すことをミッションとして講演活動やコンサルティングに奔走している。赤字事業を黒字化させ累損を一層させた伝説の工場⾧。その手腕を買われ中国会社社⾧として立上げから工場建設、中国語での従業員教育に携わり早期黒字化を実現。
40歳でメーカーの工場長就任、万年赤字事業の黒字化・累損一掃。50歳で中国で新会社設立し工場建設、一貫して、人と人とのコミュニケーションを通じての良好な人間関係とリーダーシップが経営重要事項と考える。現在、これを事業承継活動にも生かしている。
1982年 | 非鉄金属メーカー入社、研究部門配属 伸銅協会から研究論文賞受賞 |
1988年 | 表面処理工場転勤、係長として現場最前線 安全管理、コミュニケーション、リーダーシップなどの能力開発 |
1998年 | 工場長就任、万年赤字事業黒字化・累損一掃 経営学、財務会計、生産性向上、新製品開発などの能力開発 |
2008年 | 中国に会社設立、工場建設、機械装置据付け、従業員教育、創業開始 中国語学び現地従業員とコミュニケーション、創業3年で黒字化 |
2018年 | コンサルタントとして独立、企業再生、事業承継支援、高齢者の相続終活の支援 中小企業診断士、事業承継士、シニアライフカウンセラーの資格取得 |
2023年 | ファイナンシャルプランナー取得し、 事業承継、相続終活をお金の面からサポート |
受講者層
高齢となった事業主様やそのご家族、そして、息子・娘様など後継者の方々、およびその候補者の方々
Before | After |
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息子を後継ぎとして、工場長と営業部長として内部で業務を経験させたが、まだ、これでタッチするには不安がある | 事業承継ですべきことが理解できた。①一緒に事業承継計画の策定。➁関係者の理解、株価対策、負債の整理など |
参考プログラム
はじめに | 事業承継 何をどう伝えるのか | |
1.事業承継するもの | 物的資産の譲渡 | レクチャー |
知的資産の譲渡 | レクチャー | |
事業譲渡と株式譲渡 | ディスカッション | |
2.事業承継後のこと | 事業承継とその前後の関係 | レクチャー |
承継後社長が意欲的にやること | レクチャー | |
後継者が業績をどう伸ばす | ディスカッション | |
3.事業承継のステップ | 必要性認識と準備 | レクチャー |
事業承継計画策定 | レクチャー | |
事業承継の実行 | ディスカッション | |
振り返り |
選ばれる理由
国家資格の理論的バックグラウンド
豊富な実務経験に基づく研修内容
記憶に残る講演と受講者双方向セミナー
講演・研修実績
事業承継協会神奈川支部、事業承継センター、大同生命、町田市経営診断協会、葉山町商工会、町田市倫理法人会、町田市各地の高齢者支援センター
受講者の声
・「先送りにしていた事業承継を、セミナーを聞いて、今しかないと気づかされました。自分個人の資産と会社の資産を切り分けて、承継しないと大変になることが良くわかりました」。
・「事業承継なんか自分には関係ないと思っていましたが、とんでもないと気づきました。自分の想いを継いでもらうことと、関係者に迷惑をかけないことを同時に行うことが事業承継だとわかりました。できたら、個別相談させてもらいたいです。