部下にExcel(エクセル)作業を依頼する上司のための知識&スキル習得講座
Microsoft社の表計算ソフトを「Excelを勤め先で利用している」割合は98.6%にも上るという調査結果があります。また、別の調査によれば、Excelでの 月次の集計作業やレポーティング作業にかかる時間の平均は 26.5時間にも上るそうです。部下にとっては上司からの依頼は絶対であり、善意からより良いものを提出しようとする傾向があります。そのため、必要以上の労力と時間をかけ、残業が発生してしまっているケースも少なくないのではないでしょうか?そのような仕事の仕方は働き方改革やワークライフバランスの観点からも望ましくはありません。
上司の立場のみなさんがExcelをテーマにご自身の「作業依頼の仕方」を再確認し、部下のやる気を引き出す明確な指示の出し方を学ぶことで、部下の残業時間が減って、上司・部下の関係性も強化される。そのような職場環境の構築の1つの打ち手として、本講座をお勧めします。
家門理恵 IT活用推進アドバイザー
Microsoft 365(Excel, Word, PowerPoint, OneNote, OneDrive, Teams)の他、Zoom、Google系各種サービスにも精通したIT活用のスペシャリスト。
大手外資系製薬企業の社長直轄部署で、組織開発・組織風土改革に携わった後、事業部横断のデジタルマーケティングを推進する部署に異動。複数のグローバルプロジェクトに参画し、世界各国の拠点に一斉導入されるWebサイトのCMSやサイト解析、営業活動支援のCRMなどの導入や社内トレーニングを通じてIT活用を推進した経験を持つ。
ITスキルレベルの異なる上司と部下の間で起こる認知の違いに警鐘を鳴らし、業務遂行に必須のITコミュニケーション法を伝授。
対象者
✔ 部下・スタッフ・アシスタントに、Excelの作業を依頼される管理職・リーダー職の方
✔ Excelの知識・スキルに自信がなく、明確な指示を出すのが難しいと感じている方
✔ 部下との良好な関係を保ちつつ、納品物を正確かつ迅速に受け取りたい方
提供価値
・上司と部下に限らず、職場全体のデジタル・ノンデジタルのコミュニケーションのレベルアップにつながる
・Excelのスキルの差から生じる過剰品質を無くし、必要最低限の資料作成の指示ができるようになる
▼イントロダクション | ・依頼と成果のギャップの例 ・なぜ伝わらないのか? |
▼期待する成果が出てこない3つの要因 | ・説明 ・アウトプットイメージ ・データとスキル |
▼Excel体験レッスン | ・説明の内容 |
▼まとめと質疑応答 |
受講者の感想
「明確な指示の重要性を再認識させられる講座」でした(60代 男性)
業務に関する指示・依頼をする際には、成果物についての期待値を明確に伝えることが重要ですが、自分があまり得意でないExcelによるデータ処理の様な業務の場合には、ともすると曖昧な指示をしてしまったり、作業時間の見積もりも出来ない事から無理な期限を要求してしまいがちです。その様な不十分な指示は単に成果物の質を落とすだけでなく、部下との関係性やモチベーションを削ぐことをこの講座で認識させられました。
この講座では明確な指示をして、期待値通りの成果物を得るためのポイントを学ぶことができました。依頼を受ける立場の視点から、上司として留意すべき点が多く学べました。
「エクセルに限らず部下になんらかの指示を出すことがある全ての方が受けるべき講座」でした(50代 女性)
私自身、部下に仕事の指示を出した際にうまく伝え切れておらず、期待と違った成果物が出来上がってきたことがあります。この講座を受けて、それは、部下の聞き方や理解力の問題というよりも、私の指示の出し方に問題があったということに改めて気づかされました。この講座は、エクセルでの資料作成を軸に説明してくださいますが、エクセルに限らず、部下へ業務の指示をするあらゆる場面で役立つ内容だと思います。管理職はもちろん、部下や後輩に指示や指導をすることがあるすべての方におすすめです。最後にエクセルの体験ミニレッスンもあり、自分の知らなかった機能を知り実際にやってみることができました。この講座に込められた先生の想いにも共感・感動し、先生からさらに学びたいと思いました。