生産性を高めるための業務を標準化
業務のノウハウが特定の人の知識やスキルに依存し「見えない化」されていることで仕事の効率が落ちたり新入社員や異動者の教育・引継ぎに時間がかかるといった問題は、多くの企業が抱える共通の課題といえるでしょう。仕事の生産性を高
めるためには、定常的な業務を標準化することで誰でも・同じ品質で・できるだけ早く処理できる体制をつくることが重要です。
本セミナーでは、業務プロセス分析によって業務フローとデータを「見える化」し業務マニュアルに落とし込む手順、およびマニュアルを従業員の教育や組織のパフォーマンス向上に活かすための方法を解説いたします。
プログラムサンプル
1.「業務の標準化」によるムダの解消・働き方改革 ・ 業務マニュアルがないことの弊害 ・ 業務マニュアルの「あるある」 ・ 組織競争力の源泉としての業務マニュアル 2.業務フローとデータの可視化による効率化の流れ ・ 業務の目的とインプット・アウトプットの特定 ・ 手書きでOK!業務フローとデータの表記方法 3.業務マニュアルの作り方 ・ ポイントをおさえた文書の書き方 ・ 画像・画像を活用した表現の工夫 4.業務マニュアルを活用した組織能力の向上 ・ 業務マニュアル導入プロジェクトの進め方 ・ 業務マニュアルを活用した教育・引継ぎ方法 ・ 業務マニュアルの継続的な改善と水平展開 5.クラウドを活用した業務マニュアルの作成と管理 ・ 無料ツールによるオンライン共同作業 |
講師プロフィール
藤原 敬行 <ふじわらたかゆき> 日本国際大学 客員教授
東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻修了
豪州ボンド大学大学院MBA(経営学修士課程)修了
日本アイ・ビー・エムのハードディスク部門にて、生産技術・機械開発エンジニアとして製造ライン立ち上げ・品質管理や東南アジア量産工場マネジメント・新製品設計プロジェクト等に従事し、特許出願や社内論文投稿も行う。ソフトウェア商社およびAIシステム開発会社にて技術経営・海外事業提携・情報マネジメント戦略等を経て、2011年に独立。
デジタル技術・データサイエンスやサステナビリティ戦略による競争力強化を主要テーマとした経営変革コンサルティングを行い、売上拡大・業務効率化・新規事業等の支援、およびビジネスリーダー人材育成・マネジメント教育を手掛ける。東日本国際大学では「社会の中のAI講座」を担当し、AIを活用した事業プロデュースを指導している。
専門分野
・DX推進による生産性向上・業務効率化
・ビジネスAI・データ分析
・事業競争・マーケティング・営業戦略
・管理職ビジネスリーダーシップ
・問題解決力・企画提案プレゼンテーション力
・論理的思考力・独創的アイデア発想力